有名Youtuberの企画「ミライエ」の商標問題!?

 先日、有名youtuberのヒカル氏の動画で「ミライエが放送できなくなりました」というタイトルの動画がアップロードされました。「ミライエ」とは、起業する若者6人が3か月の共同生活をして事業計画を立てていくという番組です。

 この「ミライエ」という名称については、既に商標登録がなされており、この企画に対して「ミライエ」という名称を使用することができなくなってしまったということでした。既オーディションを含め多数の動画を収録済みだったようですが、既に収録したものに関しては商標権者から了解を得ているようです。一方、今後の「ミライエ」の使用については不可能とのことでした。

 この動画はヒカル氏と朝倉未来氏が次の名称を考案し、商標登録出願までもっていくという内容でした。
 「ミライエ」に関しては、既に収録したものを使用することに対して商標権者が了解してくれたものの、常にこのような対応をしてくれる企業ばかりではありません。仮に収録し直しとなった場合、オーディションも含めて収録を行う必要があるようなので企画自体が倒れてしまう可能性もあります。それだけ商標問題というのは事業上大きな問題ということです。
 もっとも、各種営業資料等には「ミライエ」という名称から変更後の商標にしなければならないため、資金や労力を食われることには変わりありません。

 一弁理士としては軽視されがちな商標問題をヒカル氏の動画から広く認知されるとよいなと思いました。
 なお、筆者弁理士TSはヒカル氏と朝倉未来氏の動画をほぼほぼみています(笑)